VISION
HACOFUNEの
コミュニティトレード
必要なものを、必要なだけ、お気に入りの場所で
年間で必要な生活必需品の量はそれぞれ違いますが、現代人の多くは『生産者』ではなく、『買う』ことで生活を成立させています。

『顔の見える商品』『物語を伝えられる商品』を
フェアトレードの概念を、海外途上国との貿易に関するものだけに限定せず、国内の地域コミュニティの問題を解決するものとして広げたものを『コミュニティトレード』といいます。フェアトレードは、コミュニティトレードの中に属する形です。
地域コミュニティの問題として、伝統文化・技術の継承の問題、環境問題、過疎化、少子化などがあります。
私たちのコミュニティでいうと、核家族化による子育て世代の孤立、こどもの貧困、(経済的・精神的)コロナ禍で仕事を失ったイベント関連や、アート、伝統工芸等の若手クリエイターの社会的受け皿の少なさなど、解決したい問題は沢山あります。
私たちは、出来る限り『顔の見える商品』『物語を伝えられる商品』をセレクトしてしていきながら
国内のフェアトレード企業様のご協力のもとに途上国のフェアトレード商品をあつめながら、
コミュニティトレードとして、地域の作家様や企業、縁がつながった様々な技能を持つ魅力的な仲間たちと共に、
お互いが『フェア』に『事業』していくことで、
長期的に、自分たちの住むコミュニティの課題を解決に導きながら、
全国・世界の問題解決につながるような運営していくことを目指しています。
*このコミュニティトレードの概念は、私たちの取引先である、第三世界ショップ様より、ご教授いただきました。以下引用です。
“生産者パートナーとはお互い切磋琢磨して成長していく対等な仲間であり、支援とはちがいます。パートナーは途上国だけではなく、解決すべき問題は貧困だけではありません。環境破壊、地域の過疎化・高齢化、後継者難、伝統的な文化や技術喪失といった国内と共通の問題です。
そこで現在は国内外を問わず、「地域の困った!の声を、地域の人たちと一緒に事業化することで問題を解決する」ことを実践し、このような活動を「コミュニティトレード」として推進しています(フェアトレードはコミュニティトレードに含まれます)。”
*フェアトレードとは一般的に、「途上国で作られた作物や製品を適正な価格で継続的に輸入・販売することで、生産者の生活向上を支援し、貧困問題の解決を目指す貿易の仕組み」と言われます。
先進国のマーケットの都合で商品価格を決め、その原価ありきで途上国の労働者の賃金設定をおこなうことは、時に彼らの生活を困窮させることになり得ます。フェアトレード商品の生産プロセスでは、労働の対価を、彼らの社会にとって適正なものとしていくために、生産者とのパートナーシップをフェアに作り上げていきます。
PARTNER
世界各地のフェアトレード団体や
地域のアーティストなど