優しい味わいに包まれて
手織り、草木染で、世界中から愛される北タイのジョムトン地方から、
今年もPaaTooMuuシリーズが届きました。
全身を藍染の優しい生地で包む、そんな幸せなワンピースです。
生地を愉しむワンピース
時間をかけた草木染の味わいを、存分に愉しんでほしいから。
生地素材の魅力を生かし、デザインはあえてシンプルに仕上げています。
着丈はわずかに前後差をつけ、ゆるやかなカーブラインに。
細やかなシルエットにも、時間をかけてこだわっています
凛とした印象に
凛とした印象のスタンドカラーは、美しく洗練された首元を演出してくれます。
世代を超えて愛される佇まいをもった一枚です。
使う程に馴染む
着るごとに風合いが出る手織りの藍染生地を贅沢に使ったワンピース。
流行り廃りのないデザインだからこそ、長く使い、育てる楽しみを。
肌に馴染んでいく過程もゆっくりとお楽しみください。
後ろ姿にも自信を
背中に入った切り替えとタックで、バックシルエットにもこだわりを。
生地のドレープで、動くたびに表情が生まれる素敵な後ろ姿に。
コートとしても
春や秋などの季節の変わり目には薄手のコートとしても活躍します。
美しい縦長のラインで、その日の装いがスタイリッシュに仕上がります。
手織りと草木染が生み出すゆたかな表情を
(インディゴ)
コットン100%の柔らかな手織藍染生地です。
深いインディゴブルーは、どんなトップスとも合わせやすい万能カラー。
手織りならではの、やさしい肌ざわりと素朴な風合いも魅力です。
使うほどに肌に馴染んでいくので、経年変化をお楽しみ下さい。
北タイ・ホート村の手織り生地
タイの北部、チェンマイ市内から2時間ほどのジョムトン地方に伝わるジョムトン織生地。
伝統的なコットンの手織り布として有名です。
シサムの生地はこのジョムトンのすぐお隣「ホート」という地方で作られています。
家内制手工業で、それぞれの家庭、村単位でジョムトン織を行っています。
染めや織りを行うのは、高床式のおうちの一階部分です。
「ホート村」は草木染でも有名です。
多くの色を、周辺で採れる実や木の皮などから染めていきます。
草木染は、かせ染めと呼ばれる方法で、
糸を、かせ状にくるくるまとめたものを、染液につけたり、焚いたりして染め上げます。
それを自然乾燥させてから、機にかけて、織っていきます。
つまり、ひと枷ひと枷で、染まり具合が違うので、織っていくと、
1mぐらいずつで色の濃淡に差が出ることもあります。
完成した糸をつかって、次は織機で生地にしていきます。
カラリと横糸を通し、大きな櫛のようなものでトントンと、打ち込みます。
次に、左から右へ横糸を通して、またトントン。
足も縦糸を交互に上げ下げするためのペダルを踏むので、トントンと始終動いています。
人間の手加減で全てが進むため、
打ち込みの力が少し強ければ横糸が詰まり、逆に弱ければ、薄くなって織れていきます。
生地を、よーく見てみてみると
機械織には見られない染めムラや擦れのような表情が目立つものがございますが、
これこそが、生地の奥行きを増す、手織りの「証拠」と「味わい」なのです。
プロフェッショナルな縫製技術
PaaTooMuuシリーズの縫製を行っているのは、タイ・チェンマイの小さな工房の作り手たち。
工業用ミシンを使いこなす熟練の技術はまさにプロフェッショナルです。
タイ語でPaa=布、Too=織る、Muu=手
現地を訪れたsisamの副代表が、その美しさに敬意を表して名付けました。